洗濯機の選び方、使い方、修理 【図解】

洗濯機の上手な使い方

 洗濯機への水の出が悪くなったとき

給水口のフィルター

給水口のフィルター

供給される水の出が悪くなったときは、水道管の中の異物加給水口のフィルターに詰まっていることがあるので、掃除をする。掃除の手順は、本栓を閉じてから電源スイッチを押してスタートボタンを押し約1分後に電源を切る。次に給水口のナットを緩めて給水ホースを外す。給水口のフィルターが見えるので、歯ブラシなどで異物を取り除く。

洗濯物の確認

洗濯物の確認

洗濯物の確認

 あらかじめ洗濯物の取り扱い絵表示を確認し表示の指示に従うこと。取扱い絵表示および素材表示のないものは、クリーニング店に出すようにする。

洗剤の量と種類

 洗剤は適正な量を使用する。指定より多めに洗剤を使用しても汚れ落ちにあまり差はない。逆にすすぎが不十分になり、衣類を傷め石原因になる。粉せっけんは合成洗剤に比べ洗濯物に残りやすいので、すすぎは十分行うこと。すすぎが不十分だと、黄ばみやにおいの原因になる。

粉石鹸は、まず30℃前後の湯、約5Lに適量(標準使用水量30Lに対し40~60 g)を少しずつ投入してかき混ぜて十分に溶かし使用するとよい。ドラム式洗濯乾燥機では粉せっけんか使えない。せっけんを使う場合には液体せっけんを使うとよい。

毛布、布団の洗濯

毛布やふとんなどの洗える大きさ、質量は機器により異なるため、事前に取扱説明書で確認する。また、洗うに際して、事前の折り方や洗濯機への入れ方(下図)なども指定されているので、これも取扱説明書に従ってセットする。一部機器では専用のネットやキャップ(中ふた)が必要なものもある。

毛布、布団の洗濯

毛布、布団の洗濯


風呂の残り湯の使用

風呂本ポンプ対応の洗濯機では、付属の給水ホースを残り湯の入った浴槽に入れ、風呂水を使用する洗濯コースを選ぶことで、風呂の残り湯を利用して洗濯することができる。

なお、風呂水だけで洗い・すすぎ・脱水の全行程を行うときでも水道水の本栓は開けておく。給水ホースの中に空気が入っているとポンプが機能しないので水道水でホースの中を満たす(呼び水)必要がある。また、洗剤や仕上げ剤を希釈するため本道水を使用する機種がある。 風呂水ポンプの吸水が悪くなったときは、風呂水フィルターが髪の毛や皮脂などで詰まりかけているので、掃除をする。先端の吸い込み囗カバーを左に回すとカバーが取れるのでフィルターはもみ洗いレカバーなどは歯ブラシでごみを取る。元どおりに組み立てて使用する。

風呂の残り湯の使用

風呂の残り湯の使用

動画 洗濯機上手な使い方 How to operate the washing machine

洗濯機の据え付けの注意

洗濯機は水を使用し、高速回転機構になっているため、据付説明書に従い正しく設置する。

輸送用ボルトの取り外し

ドラム式洗濯乾燥機は、安全輸送のためドラムと機構部をボルトなどで固定している(下図

)。据え付け時には必ずボルトを外すこと。外さないで運転すると、振動が大きくなり本体が動いたり破損したりする恐れがある(外した輻送用ボルトは、転居などの場合に備え、保管しておくこと)。

輸送用ボルトの取り外し

本体の据え付け

洗濯機が傾いていたり、ガタつきがあると、脱水時に振動が大きくなるほか、安全装置が作動して給水やすすぎを繰り返し場合によっては異常停止することがある。このため、水準器などを用い、調整脚の高さを調整し水平になるよう正しく設置する必要がある。

本体の据え付け

排水ホースの設置

排水ホースが途中で折れ曲がったり先端がふさがると排水時開か長くかかるだけでなく、「排水」「すすぎ」時に異常停止する場合があるので、正しく取り付ける必要がある。

したがって、排水ホースを延長する場合は、ホースの長さ、内径、勾配に注意が必要である。

排水ホースの設置

給水ホースの取り付け

①給水栓の確認

水栓の種類によっては給水継ぎ手が取り付け可能なものと、不可能なもの、長期開の使用において水漏れを起こすものなどがあるので、注意が必要である。

給水栓の確認

②給水継ぎ手の取り付け

給水継ぎ手の取り付けネジの締め付けが弱かったり、水栓と合っていない場合、 取り付けた給水継ぎ手が突然外れ、大量の水漏行事故につながるおそれがあるので、正しく取り付ける必要がある。

給水継ぎ手の取り付け

③給水栓ジョイントの交換

水栓の形状を確認し不適切な水栓の場合は、各メーカー指定の給水栓ジョイントに交換する。特に、ワンタッチ給水栓でツバ(ストッパー)のないものは、給水ホースの差込みすぎ、または差込み不完全により、使用中の水圧の変動などで給水ホ-スが外れ、思わぬ事故につながることがある。給水ホ-スが外れると、水漏れ防止のため給水を自動ストップするオートストバペー付き水栓ジョイント部品もある。

給水栓ジョイントの交換

動画 洗濯機の収納、設置方法

洗濯機 安全上の注意

①防水性のシートや衣類は、洗い・すすぎ・脱水をしない。異常振動で洗濯機、壁、 床などが破損したり、衣類の損傷や洗濯物が飛び出してけがをするおそれがある。

 防水性のものとは、寝袋、オムツカバー、サウナスーツ、ウェットスーツ、雨ガッパ、スキーウェア、自転車や自動車のカバーなど通水性のないものである。

②現在販売されている洗濯乾燥機、全自動洗濯機は、運転中にふたが開かないようになっている。ふたロック機構が働いているためで、運転が終了して洗濯槽の回転が停止するか、一時停止ボタンを押して完全に洗濯槽の回転が停止するとロックが 解除され、ふたを開けることができる。

運転中に電源を「切」にしたり、電源プラグを抜くとふたロックを解除できないのでふたを開けることができない。したがって運転中に停電になった場合、ふたを開けることができない。ふたロック機構がある洗濯機で、運転中にふたがロックされない場合は故障なので修理をする必要がある。

  1. 脱水槽が完全に止まる迄は、槽の中の洗濯物には絶対に手を触れない。ゆっくりした回転でも洗濯物が手に巻きついてけがをするおそれがある。特に幼児には十分注意が必要である。
  2. 脱水中、ふたを開けてから15秒以内に洗濯・脱水槽が止まらない場合は、故障なので修理が必要である。

③浴室など、湿気の多い場所や風雨にさらされる場所には据え付けない。感電、漏電による火災のおそれや故障の原因になる。


④アース線はアース端子に確実に接続する。アース端子付きコンセントが無い場合にはアースエ事(D種接地工事)が必要である。アース線を接続しないと漏電のとき、感電する恐れがある。

⑤洗濯時に温水を使用する場合、50 °C以上のお湯は使用しない。プラスチック部品の変形や傷みにより感電や漏電の恐れがある。

⑥洗濯前は必ず水栓を開いて、水漏れがないか確認する。ネジがゆるんだりしていると、水漏れして思わぬ被害を招くことがある。

⑦洗濯機を使用しないときは、必ず水栓を閉じておく。万一の水漏れを防ぐ。給水 継ぎ手が外れた場合大量の水漏れの恐れがある。

⑧手入れするときは、電源プラグを抜いてから実施する。


洗濯機の掃除、手入れ、メンテナンス、点検

洗濯機は少しずつ汚れ、ゴミが溜まってきます。汚れた洗濯機でいくら洗っても、当然ながら洋服はキレイになりません、逆に汚れます、臭くなります。

洗濯機の内部で汚ゴミが溜まりやすいのが、洗剤投入ケース、ゴミ取りネット、排水フィルターなど。これらのパーツは洗濯機の取扱説明書にしたがって、各パーツを取り外して掃除する必要があります。

そして重要なのが、雑菌やカビが潜んでいる洗濯槽の洗浄。洗濯槽のお手入れを怠ると、大事な洗濯物に黒いカスが付いてしまうこともあるので、忘れずに点検して下さい。

洗剤投入ケース・ごみ取りネット・排水フィルターの清掃

洗剤投入ケースは取り外して水洗いします。石鹸カスが付いていることが多いので、歯ブラシなどでこすり取りましょう。ケースを外した状態で、はめ口も汚れを落としたあと、固く絞った布で拭いておきます。

洗剤投入ケース・ごみ取りネット・排水フィルターの清掃

洗剤投入ケース・ごみ取りネット・排水フィルターの清掃

洗濯槽の分解清掃、掃除

1回/2ヶ月の頻度で塩素系漂白剤、洗濯槽クリーナーを使って清掃をしてください、粉石けんを使用している場合は、1回/月の頻度です。

使用機種に「槽洗浄コース」がある場合、洗濯槽に50℃のお湯を溜めて清掃してください、こびりついた洗剤カスが落ちやすくなります。

槽洗浄コースがない場合、縦型なら槽一杯に、ドラム式ならこぼれない程度にお湯を溜めておき、塩素系漂白剤を入れて「洗い」運転を行い2〜3時間放置します。その後「洗い」のみを3回ほど繰り返し、最後に「標準」コースで運転させ、洗濯槽の清掃完了です。

洗濯槽の清掃

洗濯槽の清掃

洗濯機 掃除用洗剤 酸素系漂白剤、重曹、過炭酸ナトリウムの違い

本格的な洗濯槽掃除ができるほどのパワーは重曹にはありません。洗濯槽の掃除には酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)や専用クリーナーが適しています。

しかし、重曹、炭酸ソーダで衣類を洗う「アルカリ洗濯」を取り入れると、石鹸や合成洗剤だけを使っていたときよりは洗濯槽の汚れが減ります。

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動画 洗濯機の掃除に過炭酸ナトリウム



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