石油ファンヒーターの正しい選び方、使い方、メンテ、修理 【図解】 

石油ファンヒーターの基本の使い方 初心者

 石油ファンヒーター 厚手カーテンを使用

いくら部屋を暖めても、その熱は壁、天井、窓などを通じて出ていきます(伝熱作用)。特に注目していただきたいのが『窓からのロス』。

一般的に使用されている一重のガラス窓は、壁や天井に比べ10倍も熱を通しやすく、少ない面積でも燃費に大きく影響します。 二重サッシにすればベターです取り付けが難しい場合は冬季はカーテンを厚めのものにかえるだけで灯油代が節約できます。

石油ファンヒーター 温風の流れ(向き)

温風の流れ(向き)を考えた設置が効率的に運転するポイント。

温風の向きを考え、設置場所を確認してみましょう。

•外気に接する窓の下や壁側に設置する。

•温風の循環を妨げないことが大切です。

石油ファンヒーター 換気

石油ファンヒーターの使用中は、1時間に1~2回(1~2分)程度換気を行う。換気は2ヶ所以上の(風の出入のある)開口部を設けると効率良くできます。石油ファンヒーターは、室内の空気を使って燃焼するため、換気が不十分だと室内の酸素が減少し、不完全燃焼による一酸化炭素(CO)中毒にいたるおそれがあります。


石油ファンヒーター ヘアスプレーやトリートメントの使用禁止

シリコーン配合のヘアスプレーなどは、点火ミス、途中消火等、故障の原因になります。フレームロッドと呼ばれる燃焼検知方式が採用されている石油ファンヒーター等の燃焼機器では、同じ部屋の中でシリコーン配合のヘアスプレーやトリートメントを使用すると、対流により機器に吸い込まれシリコーンがフレームロッドに付着し、誤動作(点火ミス、途中消火等)の原因となります。ご使用になる際は、換気を十分に行なってシリコーン等の成分を屋外に排出してください。

 

石油ファンヒーター 不良灯油の使用禁止

不良灯油とは長期保管などで性質が変化してしまった灯油(変質灯油)及び、水や異種の油などが混入した灯油(不純灯油)のことを不良灯油といい、不良灯油を石油ファンヒーターに使用すると、異常燃焼や機器の故障につながります。

(1)変質灯油とは

紫外線、温度などによって酸化が促進されて変質した灯油の事で、色が黄色、茶色に変色します 。

(2)不純灯油とは

水、異種の油(例:軽油、ガソリン)などが混入した灯油の事です。水が混入する原因としては、保管容器のふたの閉め忘れによる雨水の混入や、気温の変化で内部に生じる結露の蓄積が挙げられ、また、異種の油が混入する原因としては、異種の油を入れていた容器を流用するなどが挙げられます。


石油ファンヒーター 安全上の注意

石油ファンヒーター PSCマーク

 PSCマークは、経済産業省が定めた「消費生活用製品安全法」の石油ファンヒーターの安全基準に適合していることを示している。この制度は、消費生活用製品の中で、消費者の生命・身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多い製品について国の定めた技術上の基準に適合した旨の確認と表示を義務付けている。石油ファンヒーターは特定製品に指定されており、製造事業者などは基準に適合した旨の自己確認を実施しPSCマークを表示して販売する。マークのない危険な製品が市中に出回ったときは、国は製造事業者などに回収などの措置を命ずることができる。


石油ファンヒーターのそばに可燃物を置かない

石油ファンヒーターはカーテン、布団などの燃えやすいものの近くでは使用しないでください。火災になるおそれがあります。


石油ファンヒーターのそばにスプレー缶、カセットボンベを近くに置かない

スプレー缶やカセットボンベを暖房機の上や前など熱や温風が直接あたるところに置かないでください。熱でスプレー缶内部の圧力が上がって破裂し、危険です。石油ファンヒーターはカーテン、布団などの燃えやすいものの近くでは使用しないでください。火災になるおそれがあります。

石油ファンヒーター カートリッジタンクから灯油が漏れていないか確認

給油した後は、タンクの口金を確実に締めてください。締め付けがゆるかったり、口金を斜めに締めると灯油が漏れて、引火し火災になる恐れがあります。

灯油漏れがないか確認した後、確実に機器本体に装着してください。灯油が漏れている場合は、口金を締めなおしてください。

石油ファンヒーターの安全チェックリスト 事例


石油ファンヒーターの燃費比較、灯油代、電気代

汎用の石油ファンヒーター、コロナ「FH-G3216Y 」(木造9畳・コンクリート12畳用、実売で 12,000円前後~)を例に石油ファンヒーターのランニングコストを計算。

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性能:暖房出力は、3.19~0.63kW

燃料消費量は0.310L/h~0.061L/h

時間当たり灯油代計算:

灯油の平均的な消費量は、0.1855L/hで、これに東京の灯油小売単価73.7円/リットルを掛けると、灯油代は13.67円/hとなります。

時間当たり電気代計算:

石油ファンヒーターは、燃焼と温風を吹き出すために電気を使い、その消費電力は弱で11W・強で20Wです。強と弱の間を取って15.5Wと想定すると、消費電力量は0.0155kwh。これに電力量料金として26円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は0.403円/hとなります

石油ファンヒーターの燃費 ランニングコスト合計

灯油代と電気代を合計すると、ランニングコストは合計約14.1円/hとなります。


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石油ファンヒーターの手入れ、清掃、保管

石油ファンヒーター エアーフィルター、吹出し口掃除

ファンヒーターは温風を足元に吹き下ろして部屋全体を暖めます。しかし、空気を大量に吸い込むため、背面のフィルターには1~2週間でホコリがたまって温風を弱くしてしまいますので背面のフィルターは定期的の清掃をしてください。各メーカーのフィルターの取り付け構造は2種類あります。

フィルターが取り外せるタイプとフィルターの金網がカバーに固定されているタイプです。

取り外せるタイプは固定型より、こまめに掃除ができます。

石油ファンヒーター 給油フィルター清掃

1シーズンに1回は油受皿の給油フィルターについたゴミを取り除いてください。給油フィルターは、歯ブラシなどでゴミを取り除き、きれいな灯油ですすぎ洗いし、布などで灯油をふき取ったあと、日陰に置いてよく乾燥させてください。給油フィルターに水分が残っていると、灯油が落ちず、給油サインが点滅します。


石油ファンヒーター 分解清掃

石油ファンヒーター内部に吸い込まれたゴミを除去することにより、故障防止および省エネにもなりますが分解掃除は自己責任でお願いします。


石油ファンヒーター 保管

カートリッジタンク・油受皿内の灯油を抜く。ファンヒーターを長持ちさせるためには、本体タンク内の油もスポイドで抜き、下の汚れをふき取り、裏のファンのホコリを取り、最後はビニール袋などで包んでください。灯油の抜き方はフィルターを取り除き、市販の給油ポンプなどで、油受皿内の灯油やごみ、水を抜いてください。(給油ポンプの先を平らにカットすると、抜き取りやすくなります)


石油ファンヒーター 気化器のクリーニング(空焚き)

シーズンオフになる前には必ず気化器の手入れ(クリーニング)をしましょう。

初めに灯油を専用のスポイトなどを使ってタンクなどから全て抜き取ります。臭いがしますので、屋外でスイッチを入れて気化器のクリーニングのスイッチを入れます。機種によっては「お手入れ」などと書いています。

動画 石油ファンヒーターの清掃、掃除

 



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