ウォシュレット、温水洗浄便座の取り付け方、掃除、選び方、使い方、修理 【図解】

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ウォシュレット、温水洗浄便座の故障診断、修理

ウォシュレット、温水洗浄便座の洗浄水の流れ

ウォシュレット、温水洗浄便座を修理する前に基本的な洗浄水の流れを説明。

貯湯式ウォシュレットの洗浄水の流れ例

(1)水道直結給水式の洗浄水は、分岐金具、フレキホースを通り、ストレーチー、逆止弁を通過後、電磁弁で閉止される。

(2)便座に着座すると、便座着座下部に設けた着座スイッチ(赤外線センサー)がONし洗浄ボタンの操作を受け付ける状態となる。

(3)おしり洗浄またはビデ洗浄スイッチを押すと電磁弁が開くとともに、ノズル組み立て後方下部に設けたおしり洗浄、ビデ洗浄水切換弁が作動し、タンクの温水をおしりノズルまたはビデノズルヘと送水し各ノズルより水道の給水圧力によって、洗浄水が噴出する(洗浄水量400 mL/min 以上)。止めスイッチを押すか、便座から立ち上がると着座スイッチがOFFになり、電磁弁が閉止し、洗浄水は止まる。

(4)洗浄水が急に止まると、水撃音(ウォーターハンマー現象)が発生し配管を壊す場合がある、水撃防止急閉止動作が自動式のものは、水撃値が0.45 MPa以下であること、日本工業規格では、おしり洗浄およびビデの洗浄水温度は、洗浄水温度試験を行ったとき、35~45である。また、おしり洗浄およびビデの洗浄水量は、洗浄水量試験を行ったときに、200 mL/min以上である。


瞬間式ウォシュレットの洗浄水の流れ例

(1)電源を入れると、ノズルユニットの前後駆動モーターが作動し、おしりノズルおよびビデノズルを最後端まで収納しその後、待機位置に戻る。

(2)便座に座ると、約0.5秒後に止水電磁弁が開き、水路に水が流入する。

(3)流量センサーで水量を検出すると、ヒーター(セラミックヒーター約1,200 W)に通電が開始され、ヒーターを通過した水はクリーニングノズルからノズル洗浄水として排出される。この間、プレヒートを3~6秒間行い、止水電磁弁はいったん停止する。

(4)おしり洗浄スイッチが押されると、止水電磁弁が再度開いて、水路に水が流入する。

 前後駆動モーターによりおしりノズルを洗浄位置まで突出される。水路内の水は、入水温度と設定された水勢流量から必要熱量を計算してヒーターで加熱され、ノズル洗浄水として出湯温度が規定値(約35℃)に達するまで、クリーニングノズルから排出する。流量センサーは、設定された流量が確保できているかどうかを検知する。水温が規定値に達すると、ノズル内の残水を排出したあとに更に加熱し、洗浄を開始する。

(5)停止スイッチを押したときは、ヒーターヘの通電を停止し、止水電磁弁を閉じてシャワーを停止させる。

(6)便座から立ち上がって約2秒後に、おしりノズルとビデノズルが交互に前後レノズル洗浄を行う。ノズルは中央位置まで戻る。


ウォシュレット、温水洗浄便座 修理上の注意

①電子回路を使ったもの修理時は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行う。
②性能、安全維持のため、必ずメーカー指定の部品を使用すること。
③温度ヒューズや温度センサーなどの感熱部品を取り付ける場合、位置関係がずれたり、表と裏を違えたりすると正しい温度が検知できなくなる場合があるので、取り付け方はサービスマニュアルなどでよく確認する。
④基板などを交換した場合、サービスマニュアルを参照して、必ず入力調整を行う。

⑤リード線の引き回し不具合によって、リード線のかみ込みやコネクタの接触不良が起きないようにする。

⑥修理完了後の点検

 ・部品の取り付け忘れがないか、ねじの緩み、配線の確認、引き回しを点検する。

 ・機能検査は、サービスマニュアルにより指定の機能を点検する。

 ・絶縁性能は、コンセントから電源プラグを抜き、電源スイッチを入れた状態で、直流500V絶縁抵抗計を用いて、電源プラグの両端子を短絡し、この両端子と外部露出金属部との開で測定し絶縁抵抗値が1MΩ以上であることを確認する。

ウォシュレット、温水洗浄便座 水漏れ 箇所要因

ウォシュレット、温水洗浄便座のトラブルで一番多いのは水漏れです。掃除不足により汚れ、ゴミによる動作不良、パッキンの劣化、ボルトの緩みが水漏れの原因となります。万が一、温水洗浄便座からの大量の水漏れを発見したら、まずは水道栓を止めて確認してください。下記に水漏れ箇所ごとの対応を説明。

①ウォシュレット、温水洗浄便座 洗浄ノズル 水漏れ

一番多いのが、洗浄ノズル本体からの水漏れです、ウォシュレットの洗浄ノズルは水を出すときも止めるときもバルブユニットと言われる部品で洗浄水を制御しています。バルブユニット内部に接続されているダイヤフラムパッキンが水垢等が原因で詰まっている可能性があり、掃除をしてあげれば修理可能です。バルブユニットの樹脂部が劣化していた場合は交換が必要です。

バルブユニットの交換方法については下記のサイトを参照してください。

参考サイト:ウォシュレット水漏れ修理


②ウォシュレット、温水洗浄便座 給水接続部パッキンの劣化の確認

パッキンは経年によって劣化しやすいパーツです。パッキンが原因だと、どんなにしっかりと締めても水漏れは止まりません、ホームセンターなどで売られている汎用パッキンで交換すると解決します。

タンクから水漏れしている場合はタンク上部のフタのパッキンが劣化している可能性があるます。


INAX トイレメンテナンス ブック

ウォシュレット、温水洗浄便座 水漏れおよびその他の故障トラブルについてINAXがWEb上で故障修理方法を掲載しており、参考になります。

参考サイト:INAX トイレメンテナンス ブック

ウォシュレット、温水洗浄便座の故障事例

故障事例1 温水洗浄便座、ウォシュレット 水がでない

原因:ストレーナー(濾し網)からの剥離した白い塊(塩化石灰:クロールカルキ)が定量バルブに詰まり、水が流れなくなった。

*塩化石灰は水道水の消毒用塩素とカルシウムが結合した物質。

修理&対策:定量バルブを取り外して異物を除去、クエン酸を使用すると取れやすい、特にこびり付いて取れにくい場合は重曹を使用すると良い。


参考サイト:温水洗浄便座の修理

故障事例2 温水洗浄便座、ウォシュレット 水が流れない(便器洗浄できない)

原因:タンク内フロートゴム玉の位置ずれ、位置ずれの要因としては鎖のからみ、異物、ショック、変形等が推測される。

修理&対策:フロートゴム玉の位置の修正、直りきらず再度 発生する場合は劣化による変形が考えられるので交換が必要です。


動画 水洗トイレのトラブル対処方法【コメリHowtoなび】

故障事例3 ウォシュレット 洗浄ハンドルを回した後水が止まらない

原因:洗浄ハンドルを回すと鎖でつながっているフロート弁を持ちあがり、水がでる構造になっており、ハンドルの変形、劣化、鎖の絡み付き等が推定される。

修理&対策:洗浄ハンドルの位置の修正、再度発生する場合は交換が必要です。


故障事例4 ウォシュレット、温水洗浄便座 便座が暖かくない

原因:便器接続線の断線、便座の可動部でありストレスが加わりやすい。

修理&対策:接続線の再半田もしくは交換。


故障事例5 ウォシュレット、温水洗浄便座 水がとまらない

原因:フロート弁に異物が挟まっているかもしくはフロート弁、フロートゴム玉の摩耗劣化により隙間が生じたためと推定される。

修理&対策:異物の除去、フロート弁、フロートゴム玉の交換。


動画 トイレ水漏れ修理 フロート弁 交換方法(INAX製)

故障事例6 ウォシュレット、温水洗浄便座 水が流れない

原因:フロートゴム玉の鎖チェーンが外れている、切れている、たるんでいる。

修理&対策:フロートゴム玉の鎖チェーンを正常な位置に修正。


故障事例7 ウォシュレット、温水洗浄便座 便器に水漏れ

原因:オーバーフロー管(タンクの中の水量が増加時にオーバーフロー管から水が排出される、サイフォン管とも呼ばれる)の根元部分が老朽化して、折れてしまっていたことが原因

修理&対策:オーバーフロー管を交換。


故障事例8 ウォシュレット、温水洗浄便座 床に水漏れ

原因:給水フィルターパッキン不良によりナットの部分と白色の丸い部分から水が漏れていた。

修理&対策:ナット部分はパッキンを交換して水漏れを修理。


動画 給水フィルター付水抜き栓 交換作業動画

故障事例9 ウォシュレット ノズルがでない、戻らない

原因:ノズルが本体から出てこない場合は、着座センサーの汚れもしくはノズルにゴミ等が堆積しての固着、駆動部の不良等が推定される。

修理&対策:着座センサーの汚れの除去。ノズル詰まりの場合は、歯ブラシ等でノズルを掃除すればほとんどは直ります。掃除しても直らない場合は駆動部の不良と思われますので分解清掃もしくは交換が必要。


故障事例10 ウォシュレット、温水洗浄便座 給水時間が長くなった・手洗吐水口からの水の出が悪い

原因:ストレーナー(濾し網)にゴミ付着のために水の流れが悪くなった。

修理&対策: ストレーナーの掃除もしくは新品との交換。


故障事例11 ウォシュレット、温水洗浄便座 水漏れ

原因:排水ホース? キャップの外れ

修理&対策: 排水ホース キャップ代用品の取り付け

 温水洗浄便座の水漏れ修理方法(東芝SCS-T160)

ウォシュレット、温水洗浄便座のリサイクル料金 中古、処分

ご自宅に壊れてしまって使えない温水洗浄便座、あるいはもう使わない温水洗浄便座があったりしませんか?温水洗浄便座は家電リサイクル法の対象品ではありません。

一番、安くて確実なのは市のゴミ収集時に廃棄する方法です。その際は「不燃ゴミなのか粗大ゴミなのか」自治体によってルールが異なっていまのであらかじめ自治体に確認しておきましょう。


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参考文献:

1.商品知識と取扱い 生活家電編 家電製品協会編
2.生活家電の基礎と製品技術   家電製品協会編
3.生活家電入門          大西正幸 著

4.家電製品がわかるⅠ       佐藤銀平 著
5.モノの徹底修理術        荒井 章 著
6.「分解!」 家電品を分解してみると! 藤瀧 和弘 (著)


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