- エアコン、空調機とは? 英語:air conditioner
- エアコン、空調機の歴史
- エアコン、空調機の原理、構造、種類、しくみ
- インバーターエアコンのしくみ
- エアコン、空調機の種類
- エアコン、空調機の分類
- 日本工業規格 JIS C9612:2013 ルームエアコンディショナ
- エアコン、空調機の選び方 ポイント
- カタログに記載されているエアコンの一般的な性能
- エアコンの省エネ目標 ―― 冷房、暖房 電気代料金 節約
- エアコン、空調機の付加機能
- エアコン 人気 ランキング 2017 価格
- エアコン、空調機の基本の使い方
- エアコン 取り付け、据付け上の注意
- エアコン、空調機 安全上の注意
- DIY エアコン、空調機の簡単なクリーニング、掃除
- エアコン 防カビ対策
- エアコン クリーニング、掃除頻度
- 動画 DIY エアコン クリーニング
エアコン、空調機とは? 英語:air conditioner
ルームエアコン(Room Air Conditioner)は暖房、そして空気清浄、換気機能とあらゆる空調機能を備えた年中使用できる商品であり一家に何台も必要なため、家電業界での売り上げ数量も金額も大きくなりました。
氷室は日本のエアコンの元祖です。日本書紀には、冬の間に雪や氷を土中に埋め、夏に切り出して使う氷室についての記述があり、宮廷や貴族へ献上したそうです。
エアコンは液体が気体に変化する時に周囲の温度を下げる気化熱を利用した電化製品です。
これは水を皮膚にふきかけて清涼感を得る原理と同じです。エアコンでこの水の働きに相当するものを冷媒といいます。
ルームエアコンとパッケージエアコンとの違い
家庭用エアコンとパッケージエアコン(業務用)との一番に違う内容は冷暖房能力です。
電源:多くの家庭用エアコンは電源が単相200V、業務用エアコンの場合、単相200Vと三相200Vの両方あり、三相200Vを新たに引く場合は別途電気工事と電力会社との契約が必要になります。
電気代:単相は基本料金が安く使用量料金が高くなります、逆に、三相は基本料金が高く使用量料金が安くなります。年間の使用料によってどちらが安いかは何とも言えませんが、季節を問わずたくさん使う場合には三相、夏場や冬場でもあまり使わない場合は単相のほうが電気代はお得な可能性が高いです。
エアコン、空調機の歴史
エアコンは、アメリカで開発され日本では1957年ごろ実用化された。当初は冷やすだけの冷房専用形型が主流であったが、その後、1台で冷房と暖房ができる冷房・暖房兼用型が普及した。さらに現在は、機種によっては除湿や空気清浄機能を備えるなど、季節にかかわらず使用されるようになってきている。
エアコンディショナーの発明
1882年、フランスのカルノーが熱エネルギーから動力を得る理想サイクル(カルノーサイクル)を発表しました。1834年にアメリカのハーキンズが密閉サイクル製氷機の開発で特許を取得しました。1851年にフランスのカレーによってアンモニアを使った冷凍機が設計され商業的に使用されるようになりました。
1902年、アメリカのウィリス・H・キャリアがはじめて温度と湿度をコントロールできるエアコンディショナーを発明し、1906年、アメリカ特許を取得しました。キャリアは、1928年に家庭用のエアコンを発売しました。
クーラーからエアコンヘ
1935年(昭和十年)、芝浦製作所(現・東芝)が日本初のルームク―ラー(商品名:「コールデア」)を発売しました。このころは、「空気調整機」と呼ばれ、値段も300~400円と高く、主にごく少数の劇場や事務所で使われました。
1952年、日立がウインド型ルームクーラーを発売し本格量産がスタートしました。各メーカーが参入するなかで1958年、名称を「ルームクーラー」に統一しました。この時期、ウインド型(空冷式)と、フロア型(水冷式)の二種類がありました。
1961年、三菱が家庭用で大気を熱源とした空気熱源ヒートポンプエアコンを開発しました。今日のヒートポンプエアコンの原形です。売れ行きが芳しくなく、せっかくの便利さも十分認識されませんでした。
十年後の1971年、冷暖房の壁掛型ヒートポンプエアコンが発売され、本格的な暖房への道が開かれ、年間を通して使用できるようになりました。
1965年、JlS規格が制定され、「ルームクーラー」は「ルームエアコン」に名称を統一しました。1967年、除湿回路付きドライタイプエアコンが開発されました。 このころから、ルームエアコンの技術開発競争が激しくなり、1978年にはマイコン制御のルームエアコンが開発・発売されました。
1980年、東芝がインバータ制御のエアコンを開発、1992年に家庭用ルームエアコンに搭載しました。インバータ制御は、当時「インバータ革命」といってよいほど衝撃的なもので、ルームエアコンの今日を築いた基本技術です。
1990年代に入ると、ツインロータリー圧縮機やスクロール圧縮機の出現で、低騒音化・低振動化とともに、エアコンの小型’軽量化が進みました。
1995年、暖房・冷房・除湿・加湿・換気の空調機能搭載エアコンが発売されました。 2003年3月、富士通ゼネラルが使い勝手もよく、省エネにもなる「フィルタ自動清掃機構」搭載エアコンを発売しました。2004年以降、各メーカーからも「フィルタ自動清掃機構」付きが発売されています。ほかに換気機能、除菌とウイルスの抑制、脱臭機能など、部屋の空気清浄は完璧です。
エアコンの普及率と省エネ
ルームエアコンは、ほかの生活家電に比べ普及が遅れました。1970年から1971年にかけて洗濯機と冷蔵庫が普及率100%へと近づいていましたが、エアコンの普及率は6~7%でした。約十五年後の1985年、エアコンの普及率はようやく50%に達し、2005年度は約86%です。 ただしこの10数年は年間約700万台の販売が続き、2008年度は758万台です。一家に一台である冷蔵庫が年間約450万台の販売量ですから、一家に二台、三台と購入されるエアコンの販売数量はさらに伸びることが期待されます。内閣府の2004四年3月消費者動向調査によれば、エアコンはすでに一家に約2.8台保有されています。 ルームエアコンは、生活家電の中では消費電力が最も多く、エアコンが家庭に占める電力消費比率は2003年度)は25.2%です。それだけに、エアコンの省エネ性能向上にむけた開発競争が活発です。
現在の省エネルギー型の代表機種(2.8キロワットクラス)は、10年前に比べて40%も省工ネ性能が向上したといわれています。また1990年代以降、地球環境問題への社会的ニーズが高まり、オゾン層の破壊防止や地球温暖化防止のために積極的に対応しています。
エアコン、空調機の原理、構造、種類、しくみ
エアコン、空調機の冷房する仕組み
エアコンの構造はエアコン本体である室内機、そして家の外にある室外機、この二つがパイプでつながれています。冷媒はこのパイプの中を通ってグルグルと循環しています。冷蔵庫と同じようにコンプレッサー、そして冷却器が、両方とも室外機の中にあります。室内機の中にあるのは、熱交換器です。
エアコンのスイッチを入れてみます。室外機の中のコンプレッサーが始動。気体の状態にある冷媒に圧力をかけます。気体の冷媒は強い圧力によって温度が上がり、80℃程度まで達します。そして室外機の熱交換器に送られ、外気の温度まで冷やされて液体になります。このときの冷媒の温度は40℃くらい。その差40℃。この熱を外に逃がしているわけで、夏に室外機から熱風が吹き出すのはこのためです。
液体になった冷媒はさらに進みます。毛細管という細い管から太い冷媒管に流れ込むことで、急激に膨張して温度が下がります。これは、最初に書いた圧力をかけたときとは逆の現象というわけです。液体の状態のまま約10℃くらいまで下がった冷媒は、いよいよ室内機に送られます。室内の空気より低い冷媒は、空気の中の熱により気化し、蒸発熱を奪って冷やします。そして、気化した冷媒は、またコンプレッサーに戻ってきます。このサイクルを繰り返して、部屋が涼しくなるというわけです[下図]。
エアコン、空調機の暖房する仕組み
暖房するときは、冷房のときとは逆。冷媒を循環させることによって、外の空気から熱を取り込みます。コンプレッサーで冷媒に圧力をかけて温度を上げて、室内に運ぶという仕組みです。しかし、寒い冬なら外気の温度は零度以下になってしまいます。
そのために、冷媒にはマイナス30℃からマイナス40℃という低い温度でも蒸発する性質を持っている物質を使います。そうすれば、0℃以下であっても、それだけの温度の差があるので熱を十分に取り出すことができます。その蒸発した冷媒のガスに圧力をかけて、暖かいガスにしているのです。このように冷媒を介して外の熱エネルギーをポンプのように吸い上げるので、この仕組みはヒートポンプといわれます。限られたスペースでは電気ストーブが暖かいのですが、部屋全体を暖めるときは、熱効率の良いエアコンが向いています。
エアコン、空調機の除湿する仕組み
除湿運転は、室温をできるだけ変えずに除湿する運転であり、運転方式としては、ヒーターを使用せずに再熱する方式、風量や冷却能力をマイコンでコントロールする方式などがある。
ヒーターを使わず再熱する方式(再熱除湿方式)
二方弁により室内の熱交換器を再熱器と冷却器に分けて使用できるようにする。再熱器では室外に捨てる熱の一部を利用して空気を暖め、冷却器では空気を冷やして除湿する。暖かい空気と冷えた空気を混合して適温の乾いた空気として吹出口から吹き出す。マイコンでコントロールする方式よりも電気代はかかるが、除湿量は多く室温を下げずに除湿運転ができる。
風量や冷却能力をマイコンでコントロールする方式
冷房能力とは室温を下げる能力(顕熱)と除湿をする能力(潜熱)の合計である。送風量を下げることにより除湿をする能力の割合が増え室温を下げる能力の割合が減る。このことを利用してマイコンでコントロールする方式では運転開始時の室温を元に一定温度下げる冷房運転を行う。送風量と冷房能力をマイコンでコントロールし、室温を下げる能力を極力抑え除湿優先にしている。冷房運転で加熱していないため室温は若干下がる。
インバーターエアコンのしくみ
エアコンの能力は、主に圧縮機モーターの回転数で決まる。モーターの回転数が高ければ能力が上がり、低いと能力が下がる。モーター(誘導電動機)の回転数は、モーターの極数と、電源周波数によって決まり、50Hz、60Hz地区それぞれ一定の回転数となる。従来のエアコンは、その電源周波数に応じた回転数のため、一定の能力で運転していた。ここではこれを一定速エアコンという。 一方、周波数を必要に応じて自由に変える回路が組み込まれており、周波数を変化させることにより圧縮機の回転数を変え、冷房・暖房能力を可変することができるエアコンをインバーターエアコンという。 また、インバーターエアコンの効率をさらに上げるため、圧縮機と制御方式の開発・改良が行われている。圧縮機の制御方式としてはパルス電圧振幅波形変調(PAM)方式を採用している機種が多くなっている。
インバーターエアコンの特長
①室内温度の変化が少ない
一定速エアコンは能力が一定のため、コンプレッサーのON/OFFによって室温を調節しているが、インバーターエアコンは、周波数の変化に応じて能力を調整し、室温を設定温度に保つようにしているので、室温変化の少ない運転になる。
②立ち上がりが早い
運転開始時に周波数を高くすることにより、大きい能力を出せるので一定速エアコンより早く設定の温度に達する。また、室温が設定混度に近づくにつれて能力を下げるので省エネ性も高い。
③外気温度低下時の能力改善
一定速エアコンでは、室外温度が0℃になると、定格能力(室温2℃、外気温7℃時の能力)の約80%程度まで低下するが、インバーターエアコンは、周波数を高くすることにより能力を上げることができる。
エアコン、空調機の種類
(社)日本冷凍空調工業会の調べによると、エアコンの範囲は建物用と輸送機関用に大別できまた、のルームエアコンに加えて、業務用としても店舗用、ビル用などのパッケージエアコン、カーエアコンなどその種類は多岐にわたっています。
エアコン、空調機の分類
ユニットの構成による分類
①ウインドタイプ(窓用) | ②セパレートタイプ(分離形) |
室内機の形態による分類
室内機を下がり天丼や天丼に埋め込んで据え付け、ダクトを使って吸込口と吹出口を離して設置することができる。
①壁掛形 | ②床置形 |
室内機を床面に置くように据え付ける。 |
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④天丼カセット形 |
室内機を壁の中に埋め込んで据え付ける。吸込口と吹出口のみが壁面から露出して いる。 |
室内機を天丼の中に埋め込んで据え付ける。吸込囗と吹出口のみが天丼面から露出 している。 |
室内機の数による分類
①シングル1対1エアコン:
室内機が1台、室外機が1台のセパレートエアコン
②マルチエアコン:
室内機が複数台、室外機が1台のセパレートエアコン
機能による分類
①冷房専用型:
冷房のみができる機種で、現在販売されている製品は少ない。
②冷房・暖房兼用型:
インバーターエアコンが開発されてから暖房能力の改善が進み、現在の主流となっている。
日本工業規格 JIS C9612:2013 ルームエアコンディショナ
解説概要:英語:Room air conditioners
この規格は,室内の快適な空気調和を目的とし,冷房,並びに空気の循環及び除じん(塵)を行う次のルームエアコンディショナ(以下,ルームエアコンという。)について規定する。ルームエアコンには暖房を兼ねるものを含む。
その他の詳細は下記のサイトを参考にして下さい。
*業務用のパッケージエアコンのJIS規格はJIS B 8616等があります。
JISC日本工業標準調査会サイト
エアコン、空調機の日本工業規格はJIS C9612 です。JISC日本工業標準調査会サイト内のJIS検索から内容が閲覧可能です。(但し印刷不可)
*現在はIEインターネット エクスプローラーのみ閲覧可。
kikakurui.com |JIS規格票をHTML化したサイト
エアコン、空調機の日本工業規格 JIS 9612が全文、閲覧、印刷可能です。(但し図、イラスト含まず
エアコン、空調機の選び方 ポイント
負荷見積もりから機種選定までの概略を説明する。
エアコン、空調機の負荷見積もり 畳数
エアコンはほかの電気製品とは異なり、どんな機種を自由に選んでもよいというものではない。冷房(または暖房)しようとする部屋の負荷(大きさなど)に見合った能力を持つ機種を選ぶことが重要である。例えば、部屋の負荷を100として、エアコンの能力が90しかない場合、せっかくエアコンを付けてもその部屋は十分に冷えない(暖まらない)ばかりか、効率の悪い運転になるので電気代が余計にかかる結果となる。逆に部屋の負荷が100として、エアコンの能力が150の場合は、商品の購入金額が高額になる。そのかわり能力が大きいので、暖房冷房時の立ち上がりスピードは速くなる。
部屋の負荷(W)=単位面積当たりの負荷(W/m2)×部屋の床面積(m2)
カタログには冷・暖房[畳数の目安]が表記されている。冷房能力2.2kWの機種で、冷房「畳数の目安6~9畳」と幅があるのは、同じ能力のエアコンを同じ広さの部屋で使用しても、地域や部屋の構造、向きなどの条件で冷房効果(負荷)が異なるためで、冷暖房付加表に基づき次の条件で計算した値で、6畳~9畳と表示している。
ア)6畳(カタログでは、木造と表示している場合もある)
部屋の条件を木造平屋、和室、南向きとし、365W/畳×6畳= 2,190
イ)9畳(カタログでは、鉄筋と表示している場合もある)
部屋の条件をアパート南向き洋間、中間階とし、240W/畳×9畳= 2,160
負荷計算書による負荷見積もり
部屋の負荷に見合ったエアコンの能力は、負荷見積もり(負荷計算)を行うことにより求めることができる。部屋の負荷は、部屋の向きや窓、壁、天丼、床などから浸入する(逃げる)熱、人や照明・電気器具類から発生する熱などにより変わる。それらの熱量を計算して、その部屋の冷房(暖房)負荷見積もりを行うことが基本である。
簡易冷・暖房負荷計算による負荷見積もり
冷・暖房負荷計算書による計算は複雑になるため、ここでは簡易計算法としてJIS C 9612に記載の床面積当たりの冷・暖房負荷表を使用する。上表から冷房または暖房しようとする部屋の種類、窓の位置に応じた単位床面積当たりの負荷を選び、負荷計算を行う。
エアコン、空調機の能力決定 畳数
部屋の負荷を計算したら、負荷に見合った必要能力を決定する。冷房負荷、暖房負荷のどちらか大きいほうを基準に決定する。
1)暖房性能は冷房性能よりも小さい
冷暖房能力が「8~12畳」とある場合、一戸建て木造住宅で8畳、鉄筋集合住宅で12畳の部屋が最適という意味。また、暖房能力は適応畳数が減ります。
2)南向きなら実面積より2畳広め向け製品
南向きなどの日当たりがよい部屋は、室内の温度が上がりやすいので、実際の面積よりも2畳広い部屋向けのエアコンを選ぶと快適に使えるでしょう。
3)キッチンは実面積より4畳広め向けを 畳数
キッチンがある部屋は、ガスコンロなどの熱に加え、換気扇の使用で夏は涼しくなりにくいものです。実際の面積よりも4畳広い部屋向けの製品を選ぶのがベスト。
エアコン、空調機の機種選定
部屋の負荷に合った能力のエアコンでも、セパレートタイプか、ウインドタイプか、その家の電源容量、据え付ける場所などと次の事項を考慮して選定する。
1)セパレートタイプ
・室外機の設置場所がある。
・壁に穴が開けられる。壁に穴が開いている。
・移設の可能性が少ない。
2)ウインドタイプ(据付簡易形が多い)
・簡易取り付けできる窓がある。
・比較的小さい部屋である。
・セパレート形の室外機を据え付ける場所がない。
・引っ越しすることが多い。
・壁に穴が開けられない。
エアコン、空調機の負荷自動計算サイト 畳数
部屋に必要なエアコンの負荷を計算し、能力を診断してくれるサイトがあります。
エアコン、空調機のコンセントの形状
エアコン専用のコンセントは100V用(15A・20A)と200V用(15A・20A)など4種類。プラグの形状も異なります。
エアコンの室内機・室外機の設置スペースの確認
エアコンを設置するには、エアコン本体の寸法以外に効率の良い運転や、手入れのための隙間を確保する必要があります。エアコンを選ぶ際は、製品の「寸法」と「据付スペース」をご確認ください。「寸法」と「据付スペース」は、メーカーにより異なる機種がありますのでメーカーホームページや製品カタログなどで事前にご確認下さい。
また、可動パネルや風向板が動く範囲も考慮してお選びください。寸法が大丈夫でも、フラップが開いた時に、カーテンレールや家具などにぶつかる場合があります。
カタログに記載されているエアコンの一般的な性能
エアコンのカタログに記載されている用語について解説
COP、エネルギー消費効率(Coefficient of Performance)
COPは消費電力当たりの冷房・暖房能力を表したもので、「COP=能力/消費電力」の値が表示されている。数値が大きいほど少ない電力で大きな能力が得られることを表してい
る。 例えば、消費電力0.6kWで、暖房能力3.6kWのヒートポンプエアコンのCOPは、
COP=3.6kW/0.6kW=6.0となる。
なお、冷・暖房兼用型エアコンは、冷暖房平均COPが表示されている。
冷暖房平均COP=(冷房COP+暖房COP)/2
APF 通年エネルギー消費効率
エアコンを購入する際に、そのエアコンの能力が高いか低いかを知る目安となっていた、評価基準【COP】が、2006年10月から変更になりました。一般家庭用の主流である「冷暖房兼用形・壁掛形・冷房能力4kW以下」のエアコンでは、今後【APF】という新評価基準が使われます。
今までの【COP】とは、エネルギー消費効率のことで、単純に、消費電力1kWあたり何Wの冷房・暖房能力を引き出せるかを表す値です。さらに、評価基準として使われていたのは、冷房と暖房それぞれの【COPの平均】でした。
これに対し、新しい【APF】とは「Annual Performance Factor」の略で「年間を通したエネルギーの消費効率」と言う意味とのこと。
この数値は、エアコンの能力(※2.8kW/3.6kW/4.0kWなど下表参照)別に決めらている『1年間、冷房・暖房するのに必要となる能力の総合計(kWh)』を1年間でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量:カタログに表示)で割った数値である。この値が大きいほど省エネ性が高い。 1年間に必要な冷暖房能力の総和とは期間消費電力量と同じ基準で算出した理論計算値である。
APF =1年に必要な冷暖房能力総和(kWh)/ 機種毎の期間消費電力量(kWh)
今までの【COP】の場合、その試験条件から、冷房はカタログよりよい場合が結構多く、暖房はカタログより悪い場合が多いと報告されています。その点、この新評価【AFP】は、年間を通じた効率で評価するため、今回の基準変更でだいぶ実態に近づくと思われます。
エアコンの省エネ目標 ―― 冷房、暖房 電気代料金 節約
エネルギーの使用の合理化に関する法律」(1999年4月施行の改正省エネ法)によって省エネルギー基準が定められ、目標年度までに達成することが義務付けられた。その後2006年9月には新たな基準が決まり運用が開始された。新たな基準は目標年度を2010年とし冷房能力4.0kW以下の冷暖房(壁掛形)エアコンについて、新評価基準である通年エネルギー消費効率(APF)で設定された。 2009年5月からは4.0kWを超える壁掛形エアコンと、それ以外の形態のエアコンにも新評価基準である通年エネルギー消費効率(APF)が適用されるようになった。目標年度は冷暖房壁掛形が2010年度であり、壁掛形以外のセパレートエアコンとマルチエアコンは2012年度である。
寸法規定とは室内機の横幅寸法800mm以下かつ高さ295mm以下の機種であり、寸法フリーとは規定以外の機種である。冷房専用の製品およびウインドタイプの製品には、目標値は設定されていない。
エアコン 省エネラベリング制度による表示
個々の機器について、その省エネルギー基準達成状況を表示し、省エネ性能の識別と比較を可能にするものとして、省エネラベリング制度が設けられている。エアコンも表示対象になっており、カタログなどには下図に示すような[省エネルギーラべル]が掲載されている。
省エネ基準達成率は、通年エネルギー消費効率(APF)を基準目標値(APF)で割った値であり、省エネ基準達成率が100%以上であれば、省エネ基準をクリアしていることになる。
省エネ基準達成率(%)=通年エネルギー消費効率(APF) /基準目標値(APF)×100
エアコン 期間電気代
期間消費電力量から電気代を計算したもので、電気料金単価は電力会社ならびに家庭の使用電力量によって異なるが、ここでは社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の「新電力料金目安単価」1 kWh当たり22円(税込み)が使用されている。
エアコン 冷房・暖房定格能力
冷房・暖房定格能力は、JISで定められている条件で測定した能力をカタログに表示している。
・冷房能カ:外気温度35 ℃、室内温度27℃で運転した場合の能力
・暖房能力:外気温度7℃、室内温度20℃運転した場合の能力
また、インバーターエアコンの場合、能力が可変できるため、定格能力以外に、「能力範
囲(最小能力~最大能力)」の表示も行っている。
エアコン 低温暖房能力(外気温度2℃時の暖房能力)
外気温度が下がると暖房能力が低下し、温度により室外熱交換器に霜が付き、除霜運転が必要になる。JISで定められている低温暖房能力とは、室内温度20 °C、外気温度2℃において、除霜、暖房のサイクルを3サイクル測定し、その間の平均暖房能力である。外気温度が低下した時の暖房能力は、一定速エアコンよりインバーターエアコンのほうが大きい値になる。
エアコン 運転音
運転音の大きさは、dB(デシベル)という単位で表される。JISでは、測定方法を詳細に定めている。 JISの騒音測定は周囲の環境に左右されないよう無響室で行い、測定条件は定格電圧、定格周波数、温度などが規定されている。したがって、設置されているエアコンの運転音を測定した場合、周囲の環境によりエアコン以外の騒音が加わり、カタログで表示されている数値より高くなるのが普通である。
エアコン 期間消費電力量(kWh)
期間消費電力量は、機種に見合った広さの部屋でJIS C 9612 : 2005 (ルームエアコンディショナの期間エネルギー消費効率算定のための試験及び算出方法)に基づき冷・暖房時の定格能力とともに、冷・暖房時の中間での能力、さらに暖房使用時における低温での能力の5つを測定する。この測定値を元に以下の条件で算出したものが冷房期間、暖房期間の消費電力量(kWh)となる。ランニングコストを表す省エネ指標で、この値が小さいほど電気代が安く済むことを示す。実際には地域や使用条件により電力量が変わることがある。
【算出基準】
・外気温度 :東京をモデルとしている
・室内設定温度:冷房時27 °C/暖房時20 ℃
・期間 :冷房期間3.6ヵ月(6月2日~9月21日)
:暖房期間5.5ヵ月(10月28日~4月14日)
・使用時間 :6:00~24:00の18時間
・住宅 JIS C 9612 による平均的な住宅(木造、南向き、洋室)
・部屋の広さ
Figure 1 能力と部屋の広さ
エアコン HFC冷媒採用表示
従来エアコン用冷媒として使用されてきたHCFC (R-22)はオゾン層保護のため、2004年(平成16年)に大幅な生産削減が開始され、代わってオゾン層を破壊しない代替冷媒としてHFC (R-410A)が採用された。 HFC(R-410A)を採用したエアコンには下図の表示がされる。R-410Aは作動圧力がR-22の約1.6倍と高く、各要素部品は高圧力化に対応した専用部品や、R-410A専用の据え付け工具・機材が必要になる。
エアコン フロンの見える化
下図は家庭用エアコンに温暖化ガス(フロン類)が封入されていることを示すための冷媒の「見える化」表示である。この「見える化」の表示には、エアコンに含まれる冷媒の温暖化の影響度合いをCO2(二酸化炭素)に換算してその値を表示するとともに、廃棄時などの適切な処理を呼びかける注意喚起表示が記載されている。
エアコン、空調機の付加機能
エアコンの各社とも製品に独自の付加機能を付け、差別化をしている。
エアコン フィルター自動清掃
エアコンの運転によりプレフィルターに付着した空気中のごみやホコリを自動的に除去する機能である。ゴミを定期的にブラシでかき取りダストボックスの中にためたり、排気機能があるものでは排気とともに室外へ排出する。ブラシが動いてフィルターの上のホコリをかき集める方式と、フィルターがブラシの上を動いてはこりをかき集める方式がある。また、10年間フィルターの掃除不要としている機種もある。
エアコン 内部を清潔にする機能
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フィンの表面処理剤が冷房・除湿運転時に徐々に溶け出し熱交換器に付着した汚れを除湿水とともに洗い流す。
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低濃度オゾンを発生させることによりカビの発生を抑える。
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冷房運転後に自動的に送風運転を行う機能により、室内機の熱交換器や送風フアンを乾燥させてカビの発生を防ぐなどがある。
エアコン 空気清浄の方式
空気清浄の方式には、
①プラズマ空気清浄機で花粉やホコリを除去
②排気運転、給気運転、給排気運転などの換気ができる
③抗菌・除菌フィルターで除菌する方式
④イオンを発生させて浮遊しているアレル物質、ウイルス、カビなどを分解抑制し、ニオイ成分を分解脱臭する方式
⑤脱臭フィルター、低濃度オゾンで消臭する方式
⑥長寿命脱臭抗菌フィルターを搭載して10年開交換不要とした
などがある。
エアコン 気流制御と人感センサー
気流制御とは冷風、暖房を必要なところ必要な強さで送ることである。エアコンの風向変更機構は水平方向に風向を変えられるベーンと垂直方向に風向を変えられるベーンで構成されている。風向を設定しリモコンで風速を設定することにより気流が制御できる。部屋のすみずみまで気流が行きわたるようにワイド気流、ロング気流が選べるようになっている。また、気流を集中することもでき、冷房暖房で風向を自動で変えることができる。
人感センサーを搭載している機種ではセンサーにより床や壁の温度、人の位置や活動量を検知しこの情報に気流制御を組み合わせて、人のいるエリアを快適に空調する。空調の気流に当たりたくないときは人を避けて風を送ることもできる。さらに人が部屋にいないときは不在省エネ運転に切り替わり、無駄な空調をしないことで省エネができる機種もある。
エアコン 人気 ランキング 2017 価格
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シンプル設計のエアコン、性能も同じ畳数のものなら、他社とほとんど変りませんがオプション機能はついていませんので逆に余計な機能が付いてない分、壊れる箇所は少ない。
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シャープが開発したプラズマクラスターは自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。
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エアコン外装をステンレスにすることで防汚の効果があり、そして中級シリーズ以上からはくらしカメラFというものが本体につく。
くらしカメラを組み合わせる事で(部屋の人数・人の動き・日差し・足の位置・間取り)、体感温度を維持しながら省エネ運転可能。さらに風向と風量を自動コントロール。
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三菱電機 エアコン 霧ヶ峰 おすすめのメーカー
センサーを使用して人の位置や体感温度を検知して適切な冷暖房を行う三菱電機の機能がムーブアイ極です。
ムーブアイ極は人の体感温度の体の部位ごとの表面温度を±0.1℃まで検知し、快適な温度の空気を出せるよう工夫されている。
おすすめ 三菱電機 ルームエアコン 霧ヶ峰 MSZ-GV2216-W
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エアコン、空調機の基本の使い方
省エネの推進
①室内温度は適切に設定する。冷えすぎ、暖めすぎは健康上よくないばかりでなく、省エネにも逆行するので、温度の設定は適切に行う(政府は、夏28℃以上、冬20℃以下を推奨している)。
②室温の設定は、暖房の場合は2゜C低め、冷房の場合は1 ℃高めにするだけで、約10%も省エネになるといわれている。冷房の場合、設定温度を上げても扇風機を併用し空気の流れを作ると快適に過ごすことができる。
③風向調節を適切に行う。冷気は下に、暖気は上に集まるので、風向調節を冷房時は水平に、暖房時は下向きにすると室内温度のムラが少なくなる。
④いわゆる冷房病を防ぐには、室外との温度差を5°C以内に設定するとよいといわれている。また冷風を直接体に当てない工夫も必要である。
⑤フィルターの掃除はこまめに行う。シーズン中は2週間に一度の頻度で行う。エアフィルターの汚れは冷房・暖房能力を低下させる原因になり、消費電力量も多くなる。1シーズンフィルターを清掃しないと、5~10%電気代が上がるといわれている。また、汚れの状態にもよるが、異常音や水漏れ、室内機の吹出口に露付きなどが発生する。
⑥省エネのために窓にカーテンを掛けたりブラインドを用いるとよい。また窓やドアの開閉の回数を少なくする。
⑦室外機の周囲をふさがない。室外機の吹出口や吸込目の近くに障害物があると、冷・暖房効果を弱め、故障の原因にもなる。
⑧シーズン前に試運転をする。特に冷房シーズン前に、冷え具合、ドレンホースの詰まりによる水漏れ、室内機の吹出口などに露付き等がないか確認する。
⑨定期的に機器の点検清掃を行う。長期間使用(例えば5年間使用)すると環境にもよるが、熱交換器やファンの汚れにより、余分な電力を消費することになる。通常行う手入れとは別に、専門家による点検・整備(エアコンクリーニングなど)を行う。
動画 エアコンの省エネ節電
エアコンの電気代を節約しながら涼しく過ごす方法を紹介。
エアコン 取り付け、据付け上の注意
①据付け電気工事業者として、国または各都道府県に登録された業者に依頼する。工事に不備があると故障、水漏れや感電、火災の原因になる。
②電源電圧を確認する。故障や火災の原因になる。
③電源プラグは、必ずエアコン専用のコンセントに直接差し込む。途中で接続したり、延長コードの使用やたこ足配線などをしたりすると、感電や火災の原因になる。
④電源コードは加工して使用しない。電源コードは、束ねだり、引っ張ったり、重いものを載せたり、加熱したり、加工したりすると、感電、火災の原因になる。
⑤アースエ事を行う。エアコンにはD種接地工事が義務付けられており、安全の為である。
⑥漏電ブレーカーを取り付ける。湿気の多い場所に取り付ける場合は、漏電ブレー力一の取付けが必要である。
⑦設置場所の選定に注意する。
・室外機、室内機の吸込口、吹出口に十分なスペースをとる。スペースが少ないと、能力が低下するばかりでなく故障の原因となる。
・寒冷地では、室外機は北側や西側など冬場に季節風の冷たい風が当たる場所は避け、東側や南側に設置する。適切な場所がない場合は、風雪ガードなどを取り付ける。
・降雪、積雪地では、室外機は高置き台に設置しさらに風雪ガードを取り付ける。 室外機の周囲に雪が積もり囲まれるような状態になると、吹き出した空気が再び吸い込まれ熱交換効率が下がり暖房能力が低下する。
・寒冷地では、除霜水がベース表面に氷結して排水できなくなることがある。そのため、室外機の底にあるドレンパイプ・ブッシュを外し除霜氷をたれ流してもよい場所に設置する。
⑧ドレンホースは確実に排水できるよう配管する。排水工事が不完全な場合、屋内に浸水し家具などを濡らす原因になる。
⑨浄化槽など、腐食性ガス(硫化水素、アンモニアなど)が発生する場所ヘドレンホースを導かない。腐食性ガスがドレンホースから室内へ逆流し、銅配管を腐食させたり、室内の異臭の原因になることがある。
⑩高気密住宅に設置する場合、換気が適正になされているか注意する。気密性の高い住宅で換気扇を運転すると、エアコンからボコボコ音が出る場合がある。これは換気扇を運転することにより部屋が負圧になりドレンホースから空気を吸い込む。その結果、エアコンにたまった水(ドレン)を吹き上げボコボコ音が発生する。このような場合は、部屋に吸気口を設け、室内が負圧にならないようにするか、ドレンホースの先端にエアカットバルブを取り付け、空気の吸い込みを防ぐようにするとよい。
⑪硫化水素濃度の高い温泉地に設置する場合は、銅パイプのろう付け部などに防錆塗料を塗布する。
動画 中古 エアコン
自分で 簡単 取付ける方法を紹介。 真空ポンプ フレア加工
エアコン、空調機 安全上の注意
①吸込口・吹出口に指や棒などを入れない。ツイン(熱交換器)や回転している送風ファンでけがをする恐れがある。
②運転中は電源プラグを抜かない。電源プラグを抜いたりコードを引っ張ったりしてエアコンを停止すると、プラグやコンセントが傷み感電や火災の原因になる。
③電源プラグは、ほこりが付着してないか確認し、がたつきのないように刃の根元まで確実に差し込んでください。
④電源コードは、途中で接続したり延長コードの使用や他の電気器具とのタコ足配線をしないでください。
DIY エアコン、空調機の簡単なクリーニング、掃除
エアコンの熱交換機や送風をするファンは湿気があり、その周辺や背面には黒カビが付着しやすく,また、カビの他にも、エアコン内部や背面、フィルターなどはホコリやハウスダスト、花粉など目には見えない物質が溜まります。これらの有害な物質を取り除く意味でエアコンのクリーニング、掃除が必要です。
さらに、フィルターが目詰まりを起こしているとエアコンが本来の性能を発揮できずに余計な電力を必要とし、電気代があがってしまうことにもなります。電気代を節約する意味でもエアコンの掃除は意味があります。
エアコンフィルター 自分でやるクリーニング、掃除方法
1.エアコン クリーニング 前準備
エアコンの周囲を汚さないようを汚さないように養生テープ等でしっかり養生します。
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2.初めに掃除機をかける。
フィルターを外す前にフィルターの周りやエアコンのパネル部分に付いたゴミを掃除機で吸っておく事で、フィルターを外した時にホコリが降ってくるのを防止することが出来ます。
2. 外す時はユックリと
フィルターは非常に薄くて柔らかいプラスチック樹脂で出来ていますので無理に引っ張ったり変形させると破損する恐れがあるのと、引っ張りすぎると奥からゴミの塊が落ちて来る可能性があります。
3.外側からそっと掃除機をかける
ゴミ、埃はフィルターの外側に付いていますので外側から掃除機をかける、内側から吸ってしまうと、ゴミ、ホコリが逆にフィルターの目に詰まってしまいます。
4. 月に1回は水洗いして日陰干しする
掃除機で吸うだけでは目に詰まった細かなホコリは完全には取れません。2回に1回は掃除機で吸った後、浴室でシャワーをかけて水洗いしましょう。その時ポイントは掃除機とは逆に裏側からシャワーをあてる事。外側から水圧をかけると逆に目詰まりしてしまいます。
5.エアコンのフィルター交換
エアコンのフィルターの掃除が面倒な方は貼るだけで、エアコンの溝に溜まるゴミやほこりを防でくれるフィルターが販売されています。
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エアコン 吹き出し口、ルーパーの掃除
吹き出し口は、熱交換器を通った空気が出て来る最後の部分です。ここが汚れていては部屋中に汚れた空気をまき散らす事になるので手の届く範囲でキレイに拭き上げましょう。
1.コンセントを抜く(もしくはブレーカーを落とす)
ここから先はエアコンの内部を触るので、必ずエアコン室内機の横にあるコンセントを抜いてから作業して下さい。 ※コンセントが無い場合は、ブレーカーを落とします。
2. ルーバーを手で回す
吹き出し口のルーバーを手で回します。
ルーバーは手で動かしてキチンと閉まらなくても、電源を入れれば自動で元の位置に戻るので大丈夫です。 ※軽く回して動かない機種は無理に作業しないでください。
3. エアコン 内部のクリーニング
タオルに中性洗剤を薄めた物を染み込ませ指に巻いて中を拭いていきます。届かない場合は細長い定規のようなものにタオルを巻いて拭き、次に洗剤を使った後はもう一度水でしぼって仕上げ拭きして下さい。最後に電源を入れ送風運転し、完了です。
この時汚れが残っていても運転中には決して触らないように注意して下さい。中のファンに指が巻き込まれたりすると大変危険です。
4.エアコン洗浄スプレーでのクリーニング
スプレーするだけで、エアコンを簡単に洗浄できるエアコン洗浄スプレーを使用する方法もあります、エアコン洗浄スプレーは各メーカーが色々な種類のモノが販売しています。
使い方は簡単、エアコン洗浄スプレーを5~6回よく振った後、アルミフィンに噴霧し、約10分間、放置後にドレンホースから汚水が出てきた汚水を片付けます。
動画 エアコン洗浄スプレーの使い方
エアコン洗浄スプレーの使い方を紹介。
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エアコン 防カビ対策
エアコンの嫌なニオイはカビが原因です。エアコンのクリーニングが終わったら、防カビ処理を行います。防カビ剤としては市販品の「ミラクリーン」を使用します。人間に対して毒性がなく、イオンの力でカビの活動を抑えます。病院やホテルなど業務用にも使用されているもので、効果は十分です。方法はエアコンの吸引口(エアフィルター設置箇所)と送風口からエアコン内の冷却フィン(アルミ製の熱交換機)に向けて、「ミラクリーン」を10回程度スプレーします。
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エアコン クリーニング、掃除頻度
内部まで掃除を行う場合は、春・秋のエアコンを比較的使用しない時期に行うのがベターです。
フィルター
フィルターは取り外すだけで自分で掃除出来るので「2週間に一回」を目安に、頻繁に掃除しましょう。またホコリを拭いたり、手の届く範囲の掃除も同じ頻度で行いましょう。
冷却フィン(熱交換機)
フィルターを外した奥に見える部分で、この部分までは専用のスプレーを使用すれば、それほど手間がかからず自分で行うことが可能です。目で確認して、「汚れが目立ってきたな」と感じたら、掃除するようにしましょう。目安は大体「1年~3年」です。
ファン(送風機)
ファン(送風機)に関しては、フィルターに比べて手間がかなりかかります。洗浄液回収用のビニール袋を取り付ける、洗浄剤が汚れを落とすまでの待ち時間がかかるなど、とても大変です。目安は「1年~3年」で、ファンが汚れてくるとカビ臭いにおいがするので、においを感じたら依頼するタイミングとも言えます。
動画 DIY エアコン クリーニング
自分でやるエアコン クリーニングを紹介動画。
エアコン、空調機の故障診断、トラブル修理
エアコン 電気系の故障診断
インバーターエアコンの故障診断は従来のエアコンと比べて、シリアル信号のチェックが重要なポイントである。
1.外部要因のチェック
正常に電源電圧が供給されているかをチェックする。
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定格電圧(契約容量の範囲内の電力を消費しているときの電圧を示す)
・単相100V……101 V±6V ・単相200 V……202 V±20V
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容量(専用回線および家屋全体の容量)
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安全器(ブレーカー、漏電ブレーカー、ヒューズ)の機能、性能室内ユニットと室外ユニットの制御ブロック図を下記に示す。
2.内部要因のチェック
下図の示す要領で内部要因のチェックを行う、判定の基本は電圧、電流、抵抗を測定する。
3.ユニットごとの故障診断要領
下図にインバーターエアコンのブロック図と、ワンポイントチェックの要領例を示す。
室内ユニットか室外ユニットかを判定する。
室外ユニットの端子板に電源電圧とシリアル信号がともに正常に転送されているかをチェックする。
インバーター部か圧縮機モーターかを判定する。
圧縮機モーターに接続されているリード線を外し、出力電圧が各相間にバランスよく出ているかを確認する。
コンバーター部かインバーター部かを判定する。
コンバーター部から卜ンジスタモジュールヘの接続線を外し直流出力電圧が適正かを確認
4.故障診断時の注意事項
コンバーター部の内部には、大容量の平滑コンデンサーがあり、電源を切ってもしばらくの間は充電電荷が残っている。この残留電荷を放電用抵抗器(100Ω程度)、または40W程度のはんだごてのプラグの刃を当て放電させる。
5.絶縁抵抗
直流500 Vの絶縁抵抗計で、充電部と地絡するおそれのある非充電金属部(接地端子)との間の絶縁抵抗を測定する。また、絶縁抵抗は回路全体で1MΩ以上あること。圧縮機は運転中に絶縁抵抗が劣化することもあるので、運転停止直後に絶縁抵抗を測定する。
エアコン 冷媒系の故障診断
冷媒系の故障診断を行う前に、次の項目を点検する。
・室温の測定は適当か。
・エアフィルタに目詰りはないか。
・室内ファンが弱風になっていないか。
・室内外ユニットの吸込・吹出風路に障害があって短絡になっていないか。
・熱交換器が汚れていないか。
・負荷(在室人員、扉や窓のすき間)が増加していないか。
以上の項目が正常であることを確認したのも、試運転(サービス)スイッチで30分以上運転させて、次のチェックと処置をする。
1.吸込、吹出空気温度差と電流
冷房運転の場合について、下図に示す。
2.圧力、温度と電流
冷媒系で特に高圧圧力は周囲の条件により大きく変化する。低圧側は比較的安定しているので、低圧側の圧力およびスーパーピートを測定して、正常時と異なる状態をみて判断する。 冷房運転の場合の圧力およびスーパーヒートによる故障診断を下表に示す。
3.症状と処置要領
(1)冷媒不足
冷媒量の不足の程度によって症状が多少異なる。
〔症 状〕
・吸込と吹出の温度差小
・運転電流小(クランプメータ使用)
・低圧圧力は低い(低圧側温度は高い)
〔処置要領〕
・ガス漏れ箇所の発見(圧力0.5 M Paとする)
・ガス漏れ箇所の修理
・冷媒充てん
・ガス漏れ検査
注意:冷媒が不足の場合の追加充てんは、冷媒量の測定ができないため、不正確になりやすい。
いったん冷媒を全量回収して規定量(製品名板に記入してある)を充てんする。
冷媒回収作業は冷媒回収装置によって行う。冷媒回収装置の接続および取り扱いは個々
の装置で異なるので、取扱説明書で確認すること。
(2)冷媒量過多
〔症 状〕
・吸込と吹出の温度差は、約5°C
・運転電流は定格値より大
・高圧圧力は著しく高く、低圧圧力も高い
・圧縮機へ戻る液冷媒が増加し、圧縮機が冷たくなる(液パック)
〔処置要領〕
・冷媒を回収する
・冷媒を規定量充てんする
・ガス漏れ検査
(3)冷媒系詰まり
〔症 状〕
ストレーナ、キャピラリチューブなどの冷媒系が詰まると、詰まったところの出口で圧力降下を生じ、冷媒は蒸発し露または霜が着く。また、運転電流が定格より小さく、低圧圧力が正常より低くなる。完全に詰まってしまうと、低圧圧力は時間がたつにつれてゼロPaになる。
〔処置要領〕
詰まり箇所を見つけ、その部分の部品を交換する。
(4)圧縮不良
〔症 状〕
・吸込と吹出の温度差がない
・運転電流値が定格より小さい
・高圧圧力は上昇せず、低圧圧力が高い
〔処置要領〕
室外ユニット低圧側にゲージマニホールドバルブを接続する。また、フレアタイプでは高圧側サービスバルブを閉にして、低圧側サービスポートにゲージマニホールドバルブを接続する。
冷房運転を行い圧力計の指示がゼロPaに下がらなかったら圧縮不良である。
注意:圧力計がゼロPaになった場合、直ちに運転を停止する。圧力がこれ以下で運転すると、圧縮機モーターが焼損することがある。
4.冷媒充てん要領
エアコンの移設や修理などで冷媒の再充てんが必要な場合は、次の手順により冷凍サイクル内の冷媒をすべて回収した後、新しい冷媒を液相の状態で規定量封入する。 R410A冷媒は混合冷媒のため追加充てんしたりガスの状態で封入すると冷凍サイクル内の冷媒組成が変わりエアコンの特性が変化したり規定以外の冷媒が充てんされ冷凍サイクル内が異常高温となり、故障の原因となる。
冷媒の回収は冷媒回収推進技術センター(RRC)が実施している認定制度による資格(冷媒回収技術者登録講習会)が必要となる。室外ユニットのガス側サービスバルブのサービスポートヘチャージホースを接続する。真空ポンプアダプクヘチャージホースを接続する。冷媒ボンベを電子ばかりにセットレ接続ホースをボンベと電子はかりの接続ポートに接続する。このとき、冷媒ボンベのバルブは閉じ、電子ばかりの充てん用開閉バルブは開けておく。液側、ガス側サービスバルブを全開する。ゲージホールドバルブのハンドルHiとLoを全開にし真空ポンプを運転して真空引きを行う。連成計で-0.1MPa (―76cmHg)まで圧力が下がったらゲージマニホールドのハンドルHiとLoを全閉,真空ホップを停止させる。1~2分間程度そのままの状態にし連成計の指針が戻らないことを確認する。ゲージマニホールドバルブのハンドルLoを全開にし、冷媒ボンベのバルブを開けて、液冷媒を充てんする。
エアコン、空調機の故障事例
故障事例1 エアコン リモコンで電源スイッチが入らない!
まずはリモコンの電池の電圧確認、電圧が減っている時は電池を交換してください。
次の確認はリモコンの発信テスト、リモコンのLEDから”光”がでているかを確認してください。光が確認出来ればリモコンは正常です。
光らない場合、リモコン自体の不良が考えられますのでリモコンその物の交換をします。
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また光る場合は、エアコン室内機の”リモコン受光部”不良が多く考えられ、メーカーによっては室内制御基板ごと交換する場合もあります、また、室内機の応急運転スイッチを押して正常に動作なら”リモコン受光部”の不良と推測されます。
室内機制御基板の可能性大。以前の一部機種では室外機に指令が行く為に、室外機制御基板の不良もあります。
動画 エアコン故障 動かない! リモコン 効かない
エアコンが突然動かなくなった時の対応、エアコンのトラブルの時の異常個所を確認するための方法を動画で紹介。
故障事例2 エアコン クーラー水漏れ修理 ドレンホース清掃
原因:室内機のドレインホースににゴミがたまり、ドレインホースから水が排出されない。
修理:エアコンから水が漏れていた場合は色々な内部のゴミの取り方がありますが真空ポンプを使った方法が一番安全性が高く、確実です。注意点としては、ドレインホースに真空ポンプを装着したら、ポンプの取手を引いた後、ゆっくりと押し込むことが大切です。勢いよく押し込んでしまうと、ポンプ内の空気が勢いよく排出され、その排出された空気がドレインホースを伝って、室内機から水を垂らしてしまいます。必ず、引くときは勢いよく、押すときはゆっくりを心がけましょう。
動画 エアコン水漏れ 修理
エアコン水漏れを色々な方法で修理する方法をご紹介。
エアコンやクーラーの故障によるトラブルで噴出し口(送風口)から水が垂れてきた場合、エアコンやクーラーから水がもれてきた場合(水もれ)の修理方法です。
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ドレンホースの先端や排水口に差し込み、ハンドルを押したり引いたりするだけで、汚物のつまりを取り除きます。
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故障事例3 エアコンから異音が発生(ポコポコ、ポンポン音)
原因:室内と室外の気圧差により、エアコンからドレインホースを通して室外に排出されるはずの水が上手く排出されない為です。
修理:キッチン等の換気扇をOFFにして室内、外の気圧差をなくす。これでもまだ異音が発生する場合はドレインホースに消音バルブや逆流防止弁を取り付ける。
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《ポコポコ音の発生を防止!》ドレンホースからの外気侵入を逆止弁がシャットアウト。空気穴からスムーズに排出することで、音の発生を防止します。
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故障事例4 エアコン ガス漏れ 修理
原因:エアコンのガス漏れは主に次のような原因で発生します。
取り付け工事のミス、室外機を無理に動かし銅管の接続部が破損、エアコンのバルブのパッキンが変形、内部配管等の腐食
修理:施工ミスや室外機を無理に動かした場合は、配管接続を直してガスを追加すれば直りますが専用の工具が必要ですので専門の修理メーカーに依頼してください。但し、車のエアコンの場合、ガス漏れ修理として漏れを確実に直すことが出来る画期的な添加剤も販売されています。
商品名:スーパーシール
ガス漏れに抜群の効果を認めて頂いたスーパーシールです。
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動画 エアコン ガス漏れ修理 スーパーシール
エアコン ガス漏れ修理の紹介動画です。
故障事例5 エアコン 電源が入ってもすぐに切れる
原因:室外機の羽が回っていない、モーターの経年劣化による不良
修理:モーター交換
故障事例6 エアコン 電源が全く入らない
原因:制御基板の焼損
修理:制御基板の交換
故障事例7 エアコン 冷えない、暖まらない サーミスタ不良
原因:オーバーヒートサーミスタの異常。サーミスタはエアコンの圧縮機の温度を検知しを制御するセンサーです。圧縮機は冷媒を温める働きをしており、冷房、暖房問わず、冷媒を温めて熱交換をしています。
このオーバーヒートサーミスタが不良の場合、圧縮機が働きすぎたり逆に運転を停止してし、冷えない、温まらない不良現象が発生します。
また、室温サーミスタが不良の場合にも上記の現象を発生します。
修理:サーミスタは、自分で交換可能です。
部品の価格は300円~1000円程度とそれほど高価なものではありません。
室外機の外気温サーミスタの場合、サーミスタ取り付け位置は基盤のコネクタと接続されているだけなので、比較的簡単に自分で交換できます。
室温サーミスタの交換は、取り付け位置が内部なので室内機を多少分解する必要があるので、分解、交換に時間を要します。
サーミスタの型式がわかれば下記のサイトとから部品を手配する事も可能です。
エアコン、空調機の取り外し、リサイクル、中古、処分
ご自宅に壊れてしまって使えないエアコン、空調機、あるいはもう使わないエアコン、空調機があったりしませんか?
エアコン、空調機は家電リサイクル法の対象品です。リサイクル料はメーカーや機種によって違いますが、標準的には次の金額がかかります。
標準的なリサイクル料金 1,404円 ※平成27年4月1日現在
エアコン 取り外し料金 無料、処分の方法
リサイクルの処分には家電販売店に廃棄処分をお願いする方法と自治体や自治体で登録・許可を受けた処分業者に直接エアコンを持ち込んで廃棄処分をお願いする方法がありますがいずれもリサイクル料を支払う必要があります。
しかし、エアコンを無料で取り外し、処分してくれる会社があります、出張費、取り外し料金、回収費など、いかなる費用も必要ありません。
サイトは下記のサイトです。
中古エアコン 取り外し無料、買い取り、オークション
製造から5年以内のエアコンは捨てずに買い取り業者またはオークションで販売しましょう。高額で中古エアコンを買い取ってくれる業者に相談してみてください。
参考サイト:エアコン買取王
エアコン 中古品家電 買い取りショップ 比較
5年以内の製品なら高額で買い取ってくれるヤマダ電機、BOOKOFF等の業者もあります、相談してみてください。
ポイントはメールでの取引及び出張買取サービスしている業者を選ぶこと、今は買取業者もネットサービスを展開している店舗や業者は増えてきており、ネットではメールなど、簡単に連絡を取り合えるため、出張買取サービスも一昔前と比べ、スムーズにやり取りが出来きます、そのため出張買取サービスは今や、当たり前のようなサービスになってきています。
よって出張買取サービスを利用すると、負担なく家電を売ることが出来る。
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